firediary

地方都市に住むアラフィフバツイチリーマンのライフログ

F1 Mobile Racing 1ヶ月ほど経った

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不器用かつ反射神経もたぶん大したことないかつ方向音痴な僕でも、アシスト設定フルで、ちょっぴり課金してマシンをどんどんパワーアップしたら最上位のプロリーグまでたどりついた。ギリギリな勝負が多くて勝ったり負けたりに一喜一憂してるうちにあっという間に時間が経つ感じ。

副作用としてF1見る時にグリッドスタート時の混雑の感じがなんとなく共感できたり、コースレイアウトがなんとなく頭に入ってレースがわかりやすくなったり。

たまにめちゃめちゃ何度も落ちる時があるんだけど、iPadを再起動すると直ることが多い。

「三毛猫ホームズの犯罪学講座」赤川次郎

たくさんの小説を読んできたけど、赤川次郎ほど本人ではどうにもできないものすごく残酷なことをさらっと書く人はいない気がする。毒にも薬にもならないと言われ続けているけど、文章がそう思わせるだけで実はすごいのよ。おもしろかった。

「これは経費で落ちません!9〜経理部の森若さん〜」青木祐子

 

楽しみにしてる定番のシリーズ。
『人間は機械じゃない。掛け合わせて変化が起こるから面白いんです。特に営業は何が功を奏するのかわからない。だからいろんな人間をストックしておくわけです。優秀な人以外生き残れなくしたら、つまらない会社になると思います』
『その表情はやめろと言いたくなる。うしろめたいなら経費で服など買うな。そうでないなら堂々と持ち帰れ。私服にするなと咎められたら初めて気づいたふりをして、それが何か? と言えばいいのだ。』
『ひとつをクリアしたら、また別の目標を探し出して頑張るのだ。そしていつまでたっても満足することはない。』
『プラスだろうがマイナスだろうがイーブンでないのは気持ちが悪い。有給休暇を取らない人もそうだが、会社のために自分を犠牲にして奉仕するのが美徳だということにされたら、迷惑を被るのはほかの社員だ。残業代をもらうのは当然のことで、取らないほうが間違っているのである。』
最近お仕事が鬱陶しい状況なせいかいつも以上におもしろかった。

F1 Mobile Racing

情報過多のNBAにやや食傷気味になってきたこと。NetflixでF1のドキュメンタリを見て久々に見るF1がおもしろすぎること。DAZNにも入ってしまった。World of Tanks Blitzにも流石にやや飽き気味なので・・F1のゲームを探してみたらiPadでできるちょうどよいのがあった。NBAのゲームもあるけどどうしてもやる気にならない。実際にバスケをしたことがないからな気がする。

で、いくつか見てみてちょっと地味だけど堅実そうなF1 Mobile Rasing。iPad自体をハンドルにして、画面を触るのはブレーキとDRS作動のみというとってもシンプルな操作。運動音痴の僕でもすんなり慣れてなかなか楽しい。当面これかな。しかしアラフィフになって30年ぶりくらいにゲームにハマるとは。こんな人生でええんか。

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F1MobileRacing

 

「本当の戦争」クリス・ヘッジズ

 

戦場特派員の著者が、戦争の真の姿に関する437の質問に答えている本。印象に残ったものをいくつか。

1)20世紀だけで1億800万人以上が戦争で死んでいる。
2)2003年初頭の時点で、世界の30ヵ所で戦争がおこなわれている。
3)ヴェトナムでは、600人以上の士官が部下によって殺されている。
4)誤射の犠牲者は、20世紀のアメリカ軍死傷者の15パーセントにものぼるとも言われている。
5)湾岸戦争で失われた全戦闘車輛の77パーセントが味方の誤射によるものだった。
6)350万人の(ヴェトナムからの)帰還兵のうち、推定50万ないし150万人が、精神になんらかの障害をきたしているという。
7)湾岸戦争で捕虜になった女性兵士ふたりのうちひとりは性的虐待を受け、もうひとりはレイプされた。
8)ルワンダでは1994年のジェノサイドの最中に25万ないし50万人がレイプされた。
9)戦闘中に死ぬ者の多くが、母親を呼ぶ。
10)たいがいの親は子供の死から本当に立ち直ることはできないと言う。

人間の救いようのない愚かさを知りたい人にオススメ。

「やわらかい生活」

 

寺島しのぶ豊川悦司も好きではないんだけど妙にささった。アラフィフになって思うけど35歳なんて青春真っ只中なのに既に取り返しのつかないことがたくさんあったり。人生ってなんなんでしょう。