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地方都市に住むアラフィフバツイチリーマンの読書記録など

「小説日本銀行」城山三郎

小説日本銀行(新潮文庫) 作者:城山三郎 新潮社 Amazon やることのない暇な組織は腐るという話か。戦争直後の日本銀行はそういうところだったらしい。

「冬の喝采 運命の箱根駅伝」黒木亮

冬の喝采 運命の箱根駅伝(上) 作者:黒木 亮 サウンズグッド カンパニー Amazon 代表作「巨大投資銀行」を愛読している大好きな作家・黒木亮さんの自伝的物語。淡々とした日記みたいな内容なんだけど、めちゃくちゃおもしろかった。陸上に打ち込み、ちゃん…

「メガバンク全面降伏 常務・二瓶正平」波多野聖

メガバンク全面降伏 常務・二瓶正平 (幻冬舎文庫) 作者:波多野聖 幻冬舎 Amazon 相変わらず銀行のお話というよりは陰謀論的なお話だったけどおもしろかった。

「メガバンク最後通牒 執行役員・二瓶正平」波多野聖

メガバンク最後通牒 執行役員・二瓶正平 (幻冬舎文庫) 作者:波多野聖 幻冬舎 Amazon 理想の銀行を作る物語のはずが、なんだかミステリ小説みたいだったけどおもしろかった。

「メガバンク絶体絶命 総務部長・二瓶正平」波多野聖

メガバンク絶体絶命 総務部長・二瓶正平 (幻冬舎文庫) 作者:波多野聖 幻冬舎 Amazon めちゃおもしろかった。誇れる仕事があるってすばらしい。

「メガバンク宣戦布告 総務部・二瓶正平」波多野聖

メガバンク宣戦布告 総務部・二瓶正平 (幻冬舎文庫) 作者:波多野聖 幻冬舎 Amazon 続編を読むために再読。おもしろかった。

「俺たちの箱根駅伝」池井戸潤

合本 俺たちの箱根駅伝 (文春e-Books) 作者:池井戸潤 文藝春秋 Amazon 箱根駅伝なんてまともに見たこともない僕でも夢中で読んでしまう大傑作だった。何度も涙出た。すばらしい。

「落日の轍 小説日産自動車」高杉良

落日の轍 小説日産自動車 (文春文庫) 作者:高杉 良 文藝春秋 Amazon カルロス・ゴーン以前の日産の様子を描いた物語。

「集団左遷」江波戸哲夫

集団左遷 (講談社文庫) 作者:江波戸哲夫 講談社 Amazon なかなかの傑作だった。おもしろかった。『結婚していないと、何か中途半端な人生を送っているような気がしてしまう。時間を空しく消費して、取り返しのつかないことになるのではないか、という気にな…

「新装版 銀行支店長」江波戸哲夫

新装版 銀行支店長 (講談社文庫) 作者:江波戸哲夫 講談社 Amazon 途中からテーマが変わってしまってる・・が、終盤わりとおもしろかった。

「ジャパン・プライド」江波戸哲夫

新装版 ジャパン・プライド (講談社文庫) 作者:江波戸哲夫 講談社 Amazon 明るい銀行のお話。まあまあだった。

「実録 頭取交代」浜崎裕治

実録 頭取交替 (講談社+α文庫) 作者:浜崎裕治 講談社 Amazon 金融腐蝕列島ならぬ保険腐蝕銀行。そんな銀行があったんだなーっというお話。

「引き抜き屋2 鹿子小穂の帰還」雫井脩介

引き抜き屋 2 鹿子小穂の帰還 (PHP文芸文庫) 作者:雫井 脩介 PHP研究所 Amazon やりがいのある仕事と良き仲間たち。そんなお話。

「引き抜き屋1 鹿子小穂の冒険」雫井脩介

引き抜き屋 1 鹿子小穂の冒険 (PHP文芸文庫) 作者:雫井 脩介 PHP研究所 Amazon ヘッドハンターのお話。すごい仕事だと思う。残念ながら僕にはできないなー。

「これは経費で落ちません!12 〜経理部の森若さん〜」青木祐子

これは経費で落ちません!12 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫) 作者:青木祐子 集英社 Amazon まさか結婚の話になるとは思ってなかったけど安定のおもしろさ。『結婚はロマンとは縁遠い。健康管理であり、家計管理であり、報告連絡相談であり、延々…

「スコールの夜」芦崎笙

スコールの夜 (日本経済新聞出版) 作者:芦崎笙 日経BP Amazon 仕事ってなんなんだろう?一言では言えない、そんな話。

「よこどり 小説メガバンク人事抗争」小野一起

よこどり 小説メガバンク人事抗争 作者:小野一起 講談社 Amazon 銀行の出世争いの話ってなんでこんなにおもしろいんだろう。『君の手柄は私のものにする。そして、私の失敗は、君のせいにする。何も心配する必要はない。君も君の部下に同じようにやればいい…

「華麗なる一族」山崎豊子

華麗なる一族(上中下) 合本版 作者:山崎 豊子 新潮社 Amazon 山崎豊子さんの名作長編。山崎豊子さんの永遠のテーマは、財前vs里見ということなのかなと思った。おもしろかった。

「大脱走(スピンアウト)」高杉良

大脱走(スピンアウト) (新潮文庫) 作者:良, 高杉 新潮社 Amazon 良い仕事人生だなー。ちょっぴりうらやましい。

「海賊とよばれた男」百田尚樹

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫) 作者:百田尚樹 講談社 Amazon 出光興産創業者をモデルにした名作。「目線が高い」の一言。すばらしい。

「金融腐食列島 呪縛、再生、混沌、消失」高杉良

金融腐蝕列島(上) (角川文庫) 作者:高杉 良 KADOKAWA Amazon 全11冊一気読み。名作映画になった「呪縛」がダントツにおもしろかった。全体としてもおもしろいストーリーだった。やっぱり出世や社内政治の話ってどうしてもおもしろいのよね。

「白い巨塔」山崎豊子

白い巨塔(一~五) 合本版 作者:山崎 豊子 新潮社 Amazon 唐沢寿明と江口洋介が主演のドラマを何十回?何百回?も見た大好きな物語。小説も再読。今回は、財前と里見の好対照で苛烈な生き様より、妻子を持つその二人を愛してしまい報われない二人の女の方に…

「沈まぬ太陽」山崎豊子

沈まぬ太陽(一~五) 合本版 作者:山崎 豊子 新潮社 Amazon 上川隆也主演のドラマを何度も観ていて小説は(たぶん)初読。ふつー小説を原作とした映画やドラマは薄味になっていて物足りないものだけど、このドラマに関してはさすがに全20話の対策だけあって…

「外科医、島へ 泣くな研修医6」中山祐次郎

外科医、島へ 泣くな研修医6 (幻冬舎文庫) 作者:中山祐次郎 幻冬舎 Amazon いつも読んでる定番シリーズ。今回も良かった。過疎の島で人の命を救う医者の話。島だからあきらめる命もある。しんみり。

「鴨川食堂ごほうび」柏井壽

鴨川食堂ごほうび (小学館文庫) 作者:柏井壽 小学館 Amazon いつも読んでるシリーズ。安定のおもしろさ。久々に京都に行ってみたくなる。『不満を持たん人間てなもん、居るわけおへんのやが、ときどきそれを吐きだしとったら、まぁ人生っちゅうのはこんなも…

「神様の定食屋(4)」中村颯希

神様の定食屋 : 4 ハレの日のさじ加減 (双葉文庫) 作者:中村颯希 双葉社 Amazon いつも読んでるシリーズ。安定のおもしろさ。一つ一つの話がいい。『料理とか育児ってさ、毎日続くんだよね。本当に、ただただ毎日続くの。晴れ舞台を目指して頑張るような気…

「検事の信義」柚月裕子

検事の信義 「佐方貞人」シリーズ (角川文庫) 作者:柚月裕子 KADOKAWA Amazon 佐方貞人シリーズ最新刊。正しいことをするだけ。おもしろかった。『人間は、誰もが同じ場所へ行きつきます。地位がある人も無名な人も、裕福な人も貧しい人も、みな同じです』

「最後の証人」柚月裕子

最後の証人 「佐方貞人」シリーズ (角川文庫) 作者:柚月裕子 KADOKAWA Amazon 佐方貞人シリーズの最新刊を読むために再読。ストーリーを完全に忘れていてめっちゃおもしろく読めた。最後の方の2つの大どんでん返しは、最初の方と途中でわかっちゃったけど、…

「伊藤潤二の猫日記 よん&むー」伊藤潤二

伊藤潤二の猫日記 よん&むー 作者:伊藤潤二 講談社 Amazon Xのフォロワーさん推薦のホラー漫画作家の猫エッセイ的な漫画。楽しくさらっと読めたけど、猫YouTubeを見慣れてると、圧倒的に内容が少なくて物足りない。そんな感じ。

「地球行商人 味の素グリーンベレー」黒木亮

地球行商人 味の素グリーンベレー 作者:黒木亮 中央公論新社 Amazon フィリピン、ベトナム、中国、ナイジェリア、ペルー、インド、エジプト、世界各国での味の素社員の活躍を描いた物語。営業の凄み、開発の苦労など、とてもおもしろく読めた。ただ、何のた…