firediary

地方都市に住むアラフィフバツイチリーマンのライフログ

「三毛猫ホームズの狂死曲」赤川次郎

 

おもしろかった。恩田陸のベストセラー「蜜蜂と遠雷」に勝るとも劣らない名作かも。赤川次郎ってすごいんだな。質量ともにこんなに高くて多い作家って他にいないんじゃないだろうか。

「三毛猫ホームズの怪談」赤川次郎

これまたおもしろかった。すらすら読めちゃって三毛猫ホームズシリーズ全部読んでしまいそう。。「ねえ、不思議だと思わない? 人間だって動物なのに、猫や犬が住めない所をどんどん作って……。猫が住めない所に住んで、人間だって果たして本当に幸せなのかしら?」

「三毛猫ホームズの追跡」赤川次郎

石津が出てきた。いたねいたね。懐かしい。しかしまあこんなに悲惨な話を爽やかに。赤川次郎って結構特殊かも。

「三毛猫ホームズの推理」赤川次郎

10代の時に大好きだった赤川次郎さん。大人たちに毒にも薬にもならないとバカにされてお前らみたいな愚鈍な大人にはならねーぞと思っていた。30年後、読み直してみて・・・めっちゃおもしろかったし結末のなんとも言えない感じ。僕は彼らのような愚鈍な大人にはならなかったぞ、と言えるのか。

「レインメーカー」真山仁

 

久々に引き込まれて夢中で読んだ。おもしろかった。重労働やリスクを嫌って外科医や小児科医を避けて美容整形外科医が増えてるような時代に小児科医になるってことは、仕事に対する使命感や覚悟が圧倒的に違うってことなんだろうな。お金のためだけに働いてる僕には眩し過ぎる。