firediary

地方都市に住むアラフィフバツイチリーマンのライフログ

読書

最近、再読した本たち

どうも現実世界から逃げたくて毎日一冊ずつくらい物語の世界に逃げ込んでる・・ 「これは経費で落ちません!〜経理部の森若さん〜」シリーズ黒木亮の金融小説いっぱい半沢直樹シリーズ「泣くな研修医」シリーズ「神様のカルテ」シリーズ

「それでも君は医者になるのか」中山祐次郎

それでも君は医者になるのか 作者:中山 祐次郎 日経BP Amazon 泣くな研修医シリーズの中山祐次郎さんのノンフィクション文章集。僕も大学受験の時に医者になるかかなり迷った。これを読むと医師に必要な勤勉性、気力、体力・・大変な職業だ。20代のうちに飛…

「俺たちは神じゃない」中山祐次郎

俺たちは神じゃない―麻布中央病院外科―(新潮文庫) 作者:中山祐次郎 新潮社 Amazon 泣くな研修医シリーズを書いた現役医師作家の作品。おもしろかった。ただ、手術が下手な医師がいっぱい登場して恐くなった。

「灰色の虹」貫井徳郎

灰色の虹 作者:貫井徳郎 幻冬舎 Amazon 冤罪の話。冤罪もたくさんある人生の陥穽の一つと思うけど、人災であるだけに恐ろしく感じる。裁判官、検察官、警官・・大変な仕事だ。そして、目撃証言者。果てしなく救いのない物語だった。

「マカロンはマカロン ビストロ・パ・マル・シリーズ」近藤史恵

マカロンはマカロン ビストロ・パ・マル・シリーズ (創元推理文庫) 作者:近藤 史恵 東京創元社 Amazon あーあ3冊一気に読んでしまった。また次を探さないと・・

「ヴァン・ショーをあなたに〈ビストロ・パ・マル〉」近藤史恵

ヴァン・ショーをあなたに 〈ビストロ・パ・マル〉 (創元推理文庫) 作者:近藤 史恵 東京創元社 Amazon これまたおもしろかった。ヴァン・ショーって知らなかった・・

「タルト・タタンの夢 〈ビストロ・パ・マル〉」近藤史恵

タルト・タタンの夢 〈ビストロ・パ・マル〉 (創元推理文庫) 作者:近藤 史恵 東京創元社 Amazon Netflixで「シェフは名探偵」を見ておもしろかったので原作へ。原作もめっちゃおもしろかった。例えば、ドラマの「白い巨塔」で準主役の花森ケイ子は原作では存…

「バッドビート」呉勝浩

バッドビート (講談社文庫) 作者:呉勝浩 講談社 Amazon 最近お気に入りの呉勝浩さん。これもめっちゃおもしろかった。がしかし、どうやら全ての作品を読み終わってしまったようだ。つまんない。

「蜃気楼の犬」呉勝浩

蜃気楼の犬 (講談社文庫) 作者:呉勝浩 講談社 Amazon これまたおもしろかった。短編もテンポ良くていいすね。さて次は・・

「ライオン・ブルー」呉勝浩

ライオン・ブルー (角川文庫) 作者:呉 勝浩 KADOKAWA Amazon おお。すばらしい大どんでん返しだった。おもしろかった。

「マトリョーシカ・ブラッド」呉勝浩

マトリョーシカ・ブラッド (徳間文庫) 作者:呉勝浩 徳間書店 Amazon これまためっちゃおもしろかった。 『おれにはわからない。本当にわからない。組織とか政治とか、そんな大きな話がわからないのはいい。手が届かなくても仕方ないでしょ? でも人間が……、…

「おれたちの歌をうたえ」呉勝浩

おれたちの歌をうたえ (文春e-book) 作者:呉 勝浩 文藝春秋 Amazon 時々あるんですよね。子供の頃の出来事が生き方を決めるような物語が。僕には全くない気がするけどどうなんだろう。とにかもかくにもおもしろかった。

「ロスト」呉勝浩

ロスト (講談社文庫) 作者:呉勝浩 講談社 Amazon 合理性と感情。おもしろかった。

「道徳の時間」呉勝浩

道徳の時間 (講談社文庫) 作者:呉勝浩 講談社 Amazon 最近どハマっている呉勝浩さんのデビュー作。なかなかに意外なストーリーだった。おもしろかった。

「白い衝動」呉勝浩

白い衝動 (講談社文庫) 作者:呉勝浩 講談社 Amazon 背が高いとか低いことについて、努力が足りない!って怒る人はあまりいないと思うけど、怠惰だったり集中力がないとかってことに怒る人は多い。ただそう生まれてしまっただけかもしれないのに。背の高さと…

「スワン」呉勝浩

スワン (角川文庫) 作者:呉 勝浩 KADOKAWA Amazon これまためっちゃおもしろかった。人生が変わってしまう瞬間。もうどうやっても昔のように無邪気には笑えない。そんな出来事のお話。ほんとにおもしろかった。

「爆弾」呉勝浩

爆弾 作者:呉勝浩 講談社 Amazon 久々に未読の小説家。めっちゃおもしろかった。久々に追っかけたいニューフェイス。 『 人といふ人のこころに 一人づつ囚人がゐて うめくかなしさ 』

「沈黙の町で」奥田英朗

沈黙の町で (朝日文庫) 作者:奥田英朗 朝日新聞出版 Amazon これまたおもしろかった。中学生の死。事故か事件か自殺か。子供を失った親と子供を疑われた親たち。子を思う親の気持ちってすごいんだな。親子だろうと他人に依存するというのは抵抗があるけどそ…

「オリンピックの身代金」奥田英朗

オリンピックの身代金 上下合本版 (講談社文庫) 作者:奥田英朗 講談社 Amazon 久々に読んだ奥田英朗がおもしろくて再読。やっぱりおもしろかった。ストーリーも問題提起も。 『いったいオリンピックの開催が決まってから、東京でどれだけの人夫が死んだのか…

「罪の轍」奥田英朗

罪の轍(新潮文庫) 作者:奥田英朗 新潮社 Amazon 超長編だけど終始おもしろかった。自分が今お仕事で苦しんでるのでどうしても仕事に目がいくんだけど、刑事というのはどうなんだろう。今の時代でもブラック企業のような労働環境なんだろうか。それでもわか…

「同志少女よ、敵を撃て」逢坂冬馬

同志少女よ、敵を撃て 作者:逢坂 冬馬 早川書房 Amazon 本屋大賞を見て読んでみたらめっちゃおもしろかった。「進撃の巨人」の若者たちが育っていく感じや、「プライベート・ライアン」や「ブラックホーク・ダウン」で感じる戦争の悲惨さ、そして何より20年…

「機械仕掛けの太陽」知念実希人

機械仕掛けの太陽 (文春e-book) 作者:知念 実希人 文藝春秋 Amazon 現役の医師がコロナとの闘いを描いた物語。

「風は西から」村山由佳

風は西から (幻冬舎文庫) 作者:村山由佳 幻冬舎 Amazon 過労自殺の話。社会人になってランダムにいろんな人に出会うようになると、世の中にはほんとにひどい人がいることがよくわかるし、仕事がしんどくなって衝動的に死んでしまいたくなることがあるのもよ…

「リバー」奥田英朗

リバー (集英社文芸単行本) 作者:奥田英朗 集英社 Amazon ストーリーはめちゃくちゃおもしろかった。ただ心の中の謎解きが全くされていないのが気になった。 『無理心中は日本人特有の行動。西洋ではまず見かけない。子供は親の所有物ではなく、神の子だから…

「これは経費で落ちません!10 〜経理部の森若さん〜」青木祐子

これは経費で落ちません!10 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫) 作者:青木祐子 集英社 Amazon 出たらすぐ読むお気に入りのシリーズ。 生きてくために働かざるをえない多くの人にとって仕事との相性ってすごく重要だなと。そんなようなことを思った…

「タングル」真山仁

タングル 作者:真山仁 小学館 Amazon 久々の真山仁。なんとなーく現代の最先端の科学や経済や国際政治の雰囲気を伝えるドキュメンタリーのダイジェスト版みたいな物語だった。おもしろかった。

「墜落」真山仁

墜落 (文春e-book) 作者:真山 仁 文藝春秋 Amazon 沖縄を舞台にした物語。沖縄には数ヶ月だけ住んだことがあって、街全体が宵っ張りで毎日がお祭りのような楽しいイメージしかなかったけど、貧困やら何やらいろんな問題があるのね。興味深くおもしろかった。…

「鴨川食堂しあわせ」柏井壽

鴨川食堂しあわせ (小学館文庫) 作者:柏井壽 小学館 Amazon 定番のシリーズ。安定のおもしろさ。

「レッドゾーン」夏川草介

レッドゾーン 作者:夏川草介 小学館 Amazon 実際にコロナの最前線にいる現役医師が書いた「臨床の砦」の続編。『この人は、本気で死地に踏み込むつもりだ。このタイプの人間は、映画かドラマの中にしかいないと思っていた。』『無理ですよ、コロナ病棟なんて…

なんとなくオススメ本5冊

黒と茶の幻想 上下合本版 (講談社文庫) 作者:恩田陸 講談社 Amazon 合本 ケッヘル (文春e-Books) 作者:中山 可穂 文藝春秋 Amazon 西の魔女が死んだ(新潮文庫) 作者:梨木香歩 新潮社 Amazon ピープルウエア 第3版 作者:トム デマルコ;ティモシー リスター…